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2013年10月3日木曜日

中国 遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(2) 三家子駅近郊

前回から間が空きましたが、鉄法の紹介を続けます。
調兵山駅からは、多方面に路線が延びていますが、北に向かう大明線(北線)、東に向かう大青線(東線)、南へ向かう王千線(南線)の三本の路線が分岐するのが、三家子駅です。
鉄法は、蒸気機関車牽引の旅客列車が多いため、時刻表通りに列車がやってきます。これは撮影する側にとってはとても気が楽で、貨物列車主体の路線のように、いつやって来るかわからない列車を、氷点下20度の寒空の中、線路端でいつまでも待ち続ける、というようなことは必要ありません。
しかも、通勤時間には各方面に向かう列車がまとめて走りますので、非常に効率の良い撮影をすることができます。


今回の記事の撮影場所はこちらになります。



中国遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(2) 三家子駅近郊
2011年1月(一枚目、二枚目、四枚目)、2009年1月(三枚目)

Shangyou in Diaobingshan
朝日を受けて調兵山駅に向かう大明からの104列車

Shangyou in Diaobingshan
同じく、調兵山へ向かう大青からの308列車

Shangyou in Diaobingshan
夕刻に王千に向かう205列車


Shangyou in Diaobingshan
2011年1月の時点のものですが、調兵山駅の時刻表です。現在でも時刻は変わっているかもしれませんが、同じものがあるでしょうから、撮影するにしろ、乗るにしろ、調兵山駅でチェックした方がいいですね。


2013年9月2日月曜日

中国 遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(1) 王千駅 Steam locomotives at Diaobingshan, Tieling city, Liaoning province in China (1) Wangqian station

鉄法煤業集団公司鉄路といえば、「鉄法」「調兵山」などと呼ばれ、知る人ぞ知る世界の蒸気機関車マニアの聖地であります。「他が全滅してもここだけは残る」と言われていましたが、どうもこのところ雲行きが怪しくなってきたようで、ジワジワと蒸気機関車による運転本数が減ってきているようです。

他の目的地(鉄オタの、ですが)がウヤや陥落などの理由で訪問する意味がなくなり、旅行直前、または旅行中に目的地を変更せざるを得なくなった際の、最後の逃げ場でもあったわけですが、全く残念なことです。

私も三回しか訪問していませんが(うち一回は新婚旅行だったりします)、完全になくならないうちに、本腰を入れて撮影した方がいいかもしれません。

というわけで、本来ならば調兵山駅の紹介から始めるべきなんでしょうが、とりあえず最近蒸気機関車による運行がなくなったと言われている南線の王千駅周辺の夕景です。


今回の記事の撮影場所は、こちらになります。(Google Mapの地図と写真がずれていますので、航空写真の方に合わせてあります。)


Tiefa Coal Industry Group Corporation Railway is known as the last sanctuary of steam locomotive and it was said that this place would be the last line operating steam train in China. The steam trains, however, are getting decreasing and their territory are getting narrow among the four lines of Tiefa Coal Line recently.

Other destinations in China for steam locomotive freaks (Most of them are industrial railways) often stop operating steam trains temporally due to accidents at mine or technical problems. Tiefa was always an alternative of the tour to China since everyday they are operating passenger train pulled by steam locomotives adhering to their time schedule.

I have visited here only three times (One of the trip was my honeymoon!). Before they completely take off the steam locomotives, we should visit here and take pictures seriously.

So, here I introduce the pictures around Wangqian station where firstly the steam trains stop coming to regularly.


The pictures were taken here. (The map and Google Aerial Photo is not adjusted precisely. Please see the aerial photo.)


中国遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(1) 王千駅
2009年1月

Steam locomotives at Diaobingshan, Tieling city, Liaoning province in China (1) Wangqian station
January 2009


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Translated in English in May 2015.

2013年9月1日日曜日

中国 甘粛省白銀市の蒸気機関車(4) 朝焼けの旅客列車

引き続き白銀有色金属公司専用線の旅客列車です。町を抜けて、山へと入っていく朝の通勤列車です。白銀では2013年現在も、上游牽引による旅客列車が運行されているそうです。ぜひ再訪したいですね。

今回の記事の撮影場所は、こちらになります。



白銀有色金属公司の上游型蒸気機関車
2008年2月

Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

タイの保存蒸気機関車(1)

タイでは戦後しばらく日本製の蒸気機関車が使われてきました。このブログでも紹介した通り、戦争中に日本軍によってタイに送られたC56がそのままタイ国鉄で使い続けられていましたが、そのほかに戦後賠償の一環で日本から送られた蒸気機関車が存在します。
タイではあまりはっきりと機関車を形式分類していないようですが、「パシフィック」「ミカド」などと車軸の配置による分類だけはしているようです。タイ国鉄では、C56、パシフィック、ミカドの三種類の機関車が2両ずつ動態保存されており、3月26日(鉄道の日)、8月12日(王妃誕生日)、10月23日(チュラロンコン大王記念日)、12月5日(国王誕生日)にバンコク(ホアランポーン駅)-アユタヤ間で運行されています。
年に4日しかありませんので、なかなか都合をつけるのが大変ですが、2012年の12月5日に運よくバンコクにいることができましたので、バンコクのホアランポーン駅に出かけてきました。

なお、2012年には、機関車が故障し、この時が初めての運行でした。また、この後にも故障してしまったらしく、2013年の3月の運行はキャンセルになったようですが、修理が順調に終わり、2013年の8月には運行できたそうです。

今回の記事の撮影場所は、こちらになります。


タイの保存蒸気機関車
2012年12月


Preserved Steam Locomotive in Thailand
パシフィック850号機です。まさに日本の蒸気機関車らしい顔つきをしています。D51に似ていますが、パシフィック型の車軸配置ですので、動輪は3個です。そういう意味ではC59の親戚のようなものなのでしょうか。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
川崎車両で1950年に製造されたことがわかります。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
12月5日は国王の誕生日ですので、駅には国王の写真が飾られています。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
このとおり、動輪は3個です。2C1のパシフィック型車軸配置になっています。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
方向転換しなくても良いように、2両の蒸気機関車がエンド側で連結されています。こちらはパシフィック824号機です。こちらは日本車輛製です。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
ホアランポーン駅への入線です。毎回到着が遅れるそうで、この時は2時間近く遅れていました。列車の到着に合わせて、駅周辺で花火が打ち上げられました。次回は花火と組み合わせた写真を撮れると良いのですが。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
記念日だからだと思いますが、ホアランポーン駅にはお召列車も展示されていました。

C56 in Thailand
おまけですが、最近訪タイした際、バンコクのマッカサン駅に隣接した車両工場に、廃車になったC56が放置されているのを見つけました。いつからあるんでしょうね。

中国 甘粛省白銀市の蒸気機関車(3) 停車場の情景

白銀有色金属公司専用線の旅客列車です。今回の写真は駅の写真です。

白銀有色金属公司の上游型蒸気機関車
2008年2月

Shangyou in Baiyin
終点近くの東廠溝駅です。帰宅する鉱山の労働者を町まで運びます。

Shangyou in Baiyin
東廠溝から白銀市へと出発します。

Shangyou in Baiyin
白銀臨時駅

Shangyou in Baiyin
臨時駅の発車シーンです。ドレインも勇ましく、鉱山に向けて出発します。

Shangyou in Baiyin
市街地を抜けて鉱山に向かいます。



2013年8月30日金曜日

中国 甘粛省白銀市の蒸気機関車(2) 早朝の始業準備

白銀有色金属公司専用線の始業前の準備です。ヤードでボイラーの圧力が高まるのを待っています。夜が明けると、貨物列車とともに運行を始めました。

今回の記事の撮影場所は、こちらになります。

白銀有色金属公司の上游型蒸気機関車
2008年2月



Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

2013年8月27日火曜日

秩父鉄道の門鉄デフC58363

インドネシアネタが続いていましたので、この辺で国内ネタを。

すでに秋になりつつありますが、6月の秩父鉄道の門鉄デフを装備したC58です。

この型のデフはSL最晩年に道東で走っていたC58 33号機に装備されていたものだそうです。
道東で門鉄デフの機関車が走っていた経緯についてはここに書いてあります。

http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2013/05/15/


JNRマークが入ったのは、1972年の鉄道100年を記念したものだそうで、廃車になる1975年までの間はこの姿で走っていたとのことです。

8月上旬にはまたやや違った形の切取デフに換装して走ったようですね。



2013年 6月 秩父鉄道 C58 363 (G-2タイプデフレクター装備)

広瀬川車両基地の出庫です。


客車は12系ですが、マロン色に塗装されています。

武州日野駅付近

切通しを力行していきます。

特異なデフの形がよくわかりますね。

2013年8月21日水曜日

中部ジャワの蒸気機関車 Sumberharjo再び(5)

一昨年の訪問では、諸般の事情(妻とその両親が同行していたので走り出すまでボーっと待っているわけにはいかなかった)から、残念ながら走行する3号機は見られなかったのですが、今回はその雄姿を拝むことができました。3号機と4号機はテンダーなしのタンク機関車ですので、より一層かわいらしいのですが、空車のローリーを力強く牽引していきました。

ローリーを切り離してからしばらく止まっていましたので、再び動き出すまでボーっと待っていたところ、ヤードへの返し運転に同乗させてくれました。



Sumberharjo砂糖工場の小型蒸気機関車 3号機の雄姿
2013年7月

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
3号機が空車のローリーを牽引していきます。ここは運転指令所なのですが、門にはインドネシアの独立記念日が記されています。インドネシアでは、集落の入り口などに独立記念日の日付を書いてあるのを本当によく目にします。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
7号機とすれ違います。


Small Steam Locomotive at Sumberharjo
ここでローリーを切り離しました。向かって左手に線路が分岐して伸びています。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
機関士さんが煙室の扉を開けて、カマの調子を見ています。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
分岐の先の線路はこんな感じでガタガタです。線路の脇が大きくえぐられていますので、ちょっと嫌な予感がしたのですが……

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
案の定というか、トラクターが登場しました。ここから先はトラクターが牽引していきます!

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
線路もお構いなしに大きなタイヤで踏みつけながら進んでいきます。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
こんな使い方をしてると線路を痛めると思うのですが……
右に左に傾きながら、グイグイ進んで行きます。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
ヤードに戻った3号機です。帰路は3号機に同乗させてもらいました。お疲れ様でした。

2013年8月20日火曜日

中部ジャワの蒸気機関車 Sumberharjo再び(4)

今回の訪問では、3号機、6号機、7号機、9号機、10号機、11号機の6台の蒸気機関車が稼働していました。そのほかにディーゼルも何台か動いていました。



Sumberharjo砂糖工場の小型蒸気機関車 今回稼働していた機関車
2013年7月

3号機


6号機
7号機
9号機
10号機
11号機





2013年8月14日水曜日

中部ジャワの蒸気機関車 Sumberharjo再び(3)

昼間に収穫したサトウキビを積み込んだ列車は、夕刻に工場に向かいます。
積み荷が多すぎると、車輪が空転してなかなか発車することができません。特にこの時は、機関車のピストンの部分の止めねじが飛んでしまったらしく、そこから蒸気が漏れてしまい、しばらくの間機関車は、空転を繰り返すばかりで動くことができませんでした。

結局、金属の棒切れに布を巻きつけて、グリグリとねじ込んで穴をふさいで、蒸気の漏れを抑えて何とか動き出しましたが、その棒切れが蒸気の圧力で吹き飛ばされるのではないかとちょっと心配でした。吹き飛ばされた棒切れが体に当たったら、大怪我するでしょうからね。当たり所によっては大怪我では済まないかもしれません。

もうすぐ発車するよ~と機関士さんに告げられてから、本格的に走り出すまで、2時間近くが経過していました。

それはともかくとして、空転している機関車から吹き上げられる火の粉はうっとりするほどに美しく、ピストン運動から生じるガシャガシャという機械音、レールに撒かれた小石を踏みつぶすバリバリという破壊音と相まって、この世のものとも思えない光景でした。




Sumberharjo砂糖工場の小型蒸気機関車 火の粉を吹き上げつつ奮闘する7号機
2013年7月


Small Steam Locomotive at Sumberharjo
まさに発車せんとするところだったのですが、タイミング悪く手前の道をオートバイが通過してしまいました。
この写真はシャッタースピード8秒です。シリンダのあたりから蒸気が漏れてしまっているのがわかります。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
今回は諸般の事情により三脚を持参することができませんでしたので、地面にカメラを置いての撮影となってしまいました。忘れたわけではなく、他の荷物が多くて航空機に持ち込むことを断念し、現地で購入しても良かったのですが、同行者(妻ですが)が無駄な買い物を非常に嫌がる人なので、それも断念したというちょっと情けない事情です。
真っ暗な中で不安定な地面にカメラを置いて、少しずつ動く機関車を追いかけていましたので、カメラの水平を取ることができませんでした。トホホ。
この写真はシャッタースピード10秒です。同じくシリンダ付近から蒸気が漏れています。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
シリンダの穴をふさいでまともに動き出した直後の写真です。
これはシャッタースピード8秒。8秒で2~3m位動いたような感じです。

Small Steam Locomotive at Sumberharjo
同じくシャッタースピード8秒。滑り止めに置かれた線路上の小石を粉砕しながら、ゆっくりゆっくりと進んでいきます。