昼間に収穫したサトウキビを積み込んだ列車は、夕刻に工場に向かいます。
積み荷が多すぎると、車輪が空転してなかなか発車することができません。特にこの時は、機関車のピストンの部分の止めねじが飛んでしまったらしく、そこから蒸気が漏れてしまい、しばらくの間機関車は、空転を繰り返すばかりで動くことができませんでした。
結局、金属の棒切れに布を巻きつけて、グリグリとねじ込んで穴をふさいで、蒸気の漏れを抑えて何とか動き出しましたが、その棒切れが蒸気の圧力で吹き飛ばされるのではないかとちょっと心配でした。吹き飛ばされた棒切れが体に当たったら、大怪我するでしょうからね。当たり所によっては大怪我では済まないかもしれません。
もうすぐ発車するよ~と機関士さんに告げられてから、本格的に走り出すまで、2時間近くが経過していました。
それはともかくとして、空転している機関車から吹き上げられる火の粉はうっとりするほどに美しく、ピストン運動から生じるガシャガシャという機械音、レールに撒かれた小石を踏みつぶすバリバリという破壊音と相まって、この世のものとも思えない光景でした。
積み荷が多すぎると、車輪が空転してなかなか発車することができません。特にこの時は、機関車のピストンの部分の止めねじが飛んでしまったらしく、そこから蒸気が漏れてしまい、しばらくの間機関車は、空転を繰り返すばかりで動くことができませんでした。
結局、金属の棒切れに布を巻きつけて、グリグリとねじ込んで穴をふさいで、蒸気の漏れを抑えて何とか動き出しましたが、その棒切れが蒸気の圧力で吹き飛ばされるのではないかとちょっと心配でした。吹き飛ばされた棒切れが体に当たったら、大怪我するでしょうからね。当たり所によっては大怪我では済まないかもしれません。
もうすぐ発車するよ~と機関士さんに告げられてから、本格的に走り出すまで、2時間近くが経過していました。
それはともかくとして、空転している機関車から吹き上げられる火の粉はうっとりするほどに美しく、ピストン運動から生じるガシャガシャという機械音、レールに撒かれた小石を踏みつぶすバリバリという破壊音と相まって、この世のものとも思えない光景でした。
Sumberharjo砂糖工場の小型蒸気機関車 火の粉を吹き上げつつ奮闘する7号機
2013年7月
まさに発車せんとするところだったのですが、タイミング悪く手前の道をオートバイが通過してしまいました。 この写真はシャッタースピード8秒です。シリンダのあたりから蒸気が漏れてしまっているのがわかります。 |
シリンダの穴をふさいでまともに動き出した直後の写真です。 これはシャッタースピード8秒。8秒で2~3m位動いたような感じです。 |
同じくシャッタースピード8秒。滑り止めに置かれた線路上の小石を粉砕しながら、ゆっくりゆっくりと進んでいきます。 |
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