(1)をアップしてから半年近く経ってしまいましたが、(2)ということで北東側のループの写真です。
最近はどうかわかりませんが、2007年暮れの復活運転では、午前の列車が走る時間はまだ陽が低く、谷間を行く列車が陰になってしまうのが残念なところです。
しかし、地図を見てもらえばわかりますが、ここは本当に鉄道模型のジオラマのような線形で、ループ線をくるくる回り、何度かトンネルをくぐりながら、SLが経棚峠を全力で駆け上がってきます。
集通の前進型の全盛期にここを訪問できなかったことが何とも残念です。
ちなみに、今年も年末年始に走るみたいですね。克什克腾第六届冬季旅游节(Hexigten Sixth Winter Tourism Festival)というお祭の一環のようです。ただ、ネットを見ていると、2013年の年明けにずれ込むような情報があったりもしますし、数あるイベントの一つだとすると、SLの運行は取りやめになる可能性もゼロではないのかもしれません。
今回の記事の撮影場所は、こちらになります。Google Mapの表示が空中写真と地図でずれていますので、写真の方で合わせて示してあります。
内蒙古自治区 集通鉄路の前進型蒸気機関車復活運転
2007年12月・2008年1月
切り通しを駆け抜ける前進型 |
一度東に姿を消しますが、このまま右にくるっと回って…… |
トンネルをくぐって今度は西に向かいます。この煙では、トンネルの中は何も見えないでしょうね。 |
重連なんですが、風が強くて煙が流れてしまい、この写真ではよくわかりませんね。 |
おまけ 熱水の町に到着し、休んでいる前進型を、DLが追い抜いていきました。 |