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2013年12月26日木曜日

中国 黒竜江省綏化市綏棱(スイリン)県 綏棱森林鉄道の蒸気機関車(1) Suilng Forest Railway in Suilng county, Suihua prefecture-level city, Heilongjiang province (1)

黒竜江省 綏棱森林鉄道(1)
2012年12月

黒竜江省には、ナローゲージの森林鉄道が多数存在しており、2000年代まではC2型という小型の蒸気機関車が牽引していました。
現在は全てDL化されてしまい、現役の蒸気機関車を見ることはできないのですが、いくつかの路線では、SLを動態保存しており、お願いすればチャーターすることも可能です。

ここ、綏棱森林鉄道もその一つであり、2012年の暮れにチャーターでのツアーに参加しました。


Suilng Forest Railway in Heilongjiang province (1)

There are many logging railways in Heilongjiang province in China. They used C2 type narrow-gauge steam locomotive until 2000s.

Now, no steam locomotives are used in the railways but some of the forest railway companies preserve some steam locomotives for charter services.

Here, the Suiling Forest Railway is one of them. I joined the tour of steam locomotive charter in the end of 2012.


2013年12月25日水曜日

秩父鉄道のC58 363冬休み運行

秩父鉄道がC58 363を復活させたのは、私が中学生の時で、復活直後に友人と撮影に行きましたのが、かれこれ25年近く前の話なのですが、今年は復活以来初めて年末年始に運行させることとなりました。

というわけで、12月下旬の三連休に秩父鉄道を訪問してきました。
武甲山あたりは雪化粧で、平野部も結構な低温でしたので、煙はかなり期待していたのですが、期待にたがわず素晴らしい煙でした。冬場の好天にも恵まれ、大変なSL撮影日和でした。やや風が強くて煙が流れがちだったのがちょっと残念でしたが。

余談になりますが、今回初めてミラーレスカメラ(Olympus E-M1)で本格的にSLを撮影したのですが、SL程度の速度ならばミラーレスで十分ですね。C-AFで十分追従できました。ただし、ちょっとショックだったのが、ミラーレス用の単焦点レンズ(MZD 17mm F1.8)よりも、一眼レフ用のズームレンズ(ZD12-60mm F2.8-4.0)の方が解像度では上回っていたことです。もともとZD12-60mmは高画質で名を馳せているレンズですが、さすがに単焦点には負けるだろうと思っていたのですが……

まぁそうは言ってもZuiko DigitalのHigh Gradeシリーズは、ちょっと散歩に持ち歩くには大きすぎる感じもしますので、17mm F1.8は普段使いに用いることになると思います。E-M1と17mmの組み合わせは、遠目には学生時代に愛用していたOM-4+50mm F1.8の組み合わせにそっくりで、ああ、やはり俺はこの形のカメラが好きなんだな、とニンマリしている今日この頃だったりします。


今回の記事の撮影場所は、こちらになります。


2013年 12月 秩父鉄道 C58 363

枯れすすきを横目にSLが行きます。

冬場らしい豪快な煙です。

風が強かったので煙が流されてしまっています。

浦山川の橋梁を行きます。川のよどみに橋梁と煙が映えます。

夕日を浴びながら熊谷に向かいます。

広瀬川原車両基地のターンテーブルで転回します。


車庫入れ前に石炭を補充し、簡単な整備を済ませます。

車庫に入りました。お疲れ様でした。

2013年11月26日火曜日

中国 内蒙古自治区 赤峰市 平庄炭鉱の蒸気機関車(1)

元宝山の専用線がどうやら2013年秋をもって無煙化されてしまったという話ですが、近隣の平庄の専用線はどうなるのでしょうね。

両者とも、平庄煤業集団公司が経営する専用線ですので、平庄の方も、間もなく無煙化されてしまうかもしれません。

ちょっと不思議だったのが、あれだけ近い路線にもかかわらず、元宝山は建設型、平庄は上游型と、異なる機関車を使用していたことです。元宝山は建設型が活躍する貴重な路線でしたが、元宝山なきあとは、新疆ウルムチ自治区の哈密だけでしょうか。

まだ平庄は紹介していませんでしたが、2011年春に元宝山を訪問した際に、実は平庄も訪問しています。あまり良いカットが撮れなかったのが残念ですが、とりあえず終焉が近そうなので紹介しておきます。今すぐにでも再訪したいところですが、残念ながらそうも行かないのが辛いところです。


今回の記事の撮影場所は、こちらになります。



中国 内蒙古自治区 赤峰市 平庄
2011年4月



Shangyou in Pingzhuang
平庄には珍しい機関車が多く在籍しています。これは、一見建設型に見えますが、実はデフレクター付きの上游型です。

Shangyou in Pingzhuang
テンダーの切り欠きから、上游型であることがわかります。煙突も建設型のようにドームで覆われています。

Shangyou in Pingzhuang
横から見るとはっきりと上游型であることがわかりますね。

Shangyou in Pingzhuang
こちらは、普通の上游型と思いきや……

Shangyou in Pingzhuang
なぜか前面の上部には、異なる字体で形式明が書かれています。異なる字体というか、「上沋」ですから、読みは同じようですが、違う字ですね。

平庄では、露天掘りの炭鉱への路線は電化されており、凸型の小型電機が使用されています。露天掘りからの運搬も、ほとんどトラックによって輸送されているという話もありますので、興味のある方は、こちらも早めに抑えておいた方が良いかもしれません。


2013年11月10日日曜日

中国 遼寧省阜新市の蒸気機関車(5) 石炭の運搬

王営の採炭所から積み出された石炭の一部は、数キロメートル南の集積所に送られます。

盲腸線となっている王営駅への支線と、同じく盲腸線となっている団山子の集積所との間で、日に何本かの蒸機牽引の列車が運行されています。

王営駅への支線は、やや採炭所に向かって上り勾配になっており、結構な煙が期待できます。


今回の記事の撮影場所は、こちらになります。


Shangyou in Fuxin, Liaoning
王営の採炭所に向かう空車の貨物列車です。真正面からだと単機のようですが、後ろには空車の無蓋車が連結されています。

Shangyou in Fuxin, Liaoning
採炭所に向かってやや上り勾配になっています。

Shangyou in Fuxin, Liaoning
石炭を積み込んで出発します。


Shangyou in Fuxin, Liaoning
満載した石炭を、団山子の集積所まで運搬します。

Shangyou in Fuxin, Liaoning
本線で方向転換しますので、本線に出てからは推進運転になります。

Shangyou in Fuxin, Liaoning
これは、団山子からの空車です。王営に戻ります。

Shangyou in Fuxin, Liaoning
団山子で石炭の排出作業中ですが、ドレインを行っていますのでよくわかりませんね。
それにしても、大変な迫力のドレインです。

Shangyou in Fuxin, Liaoning
石炭の排出を終え、夕焼けの中を王営に向かいます。

中国 遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(3) 三井駅~大明駅(大明線)

鉄法の紹介を続けます。
今回は、北に向かう大明線(北線)の写真です。

大明には大明一鉱、大明二鉱の二箇所の炭鉱があり、調兵山⇔大明間には、一日5本の旅客列車が運行されています。そのうち上下2本ずつは日中に運行されていますので、それらが撮影対象になるわけですが、それら上下合計4本の列車を蒸気機関車が牽引するかどうかは、わかりません。

調兵山駅で蒸機が牽引して出発するのを確認してから、追いかけるのが良いでしょうね。

今回の撮影場所は、こちらになります。


中国遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(3) 三井駅~大明駅
2011年1月


Shangyou in Diaobingshan
調兵山駅で出発を待つ大明行き105列車です。一両目の客車だけ塗装が新しくピカピカですね。
(ちなみに広報に見えるのは王千行き205列車。DL牽引です。)

Shangyou in Diaobingshan
定刻通り、14時39分に大明に向けて出発しました。私はこれから車で三井駅のあたりに先回りして列車の到着を待ちます。

Shangyou in Diaobingshan
ほぼ定刻通りに列車がやってきました。西日を受けて客車が輝いています。

Shangyou in Diaobingshan
このあたりは冬場であればすっきりとした編成写真が撮れます。

Shangyou in Diaobingshan
まもなく大明駅に到着します。三井駅~大明駅は北東から北北西にカーブしていますので、駅間の中間に陣取ると、両駅間の全区間がほとんど見通せてしまいます。ここでは様々なバリエーションの写真を撮影することができます。

Shangyou in Diaobingshan
大明駅に到着後、機回しして戻りに備えます。次は17時発の108列車として調兵山に帰ります。

Shangyou in Diaobingshan
機関士さんも戻しに備えて機関車を整備します。モンキーレンチで緩んだボルトを締め直します。

Shangyou in Diaobingshan
大明駅で発車を待つ108列車です。客車からは車内暖房のストーブの煙が上っています。


2013年11月2日土曜日

タイの保存蒸気機関車(2)


2013年もチュラロンコン大王記念日(10月23日)にバンコク(ホアランポーン)-アユタヤ間で蒸気機関車牽引の列車が運行されました。去年の国王誕生日(12月5日)にもタイにおりましたので、バンコクへの戻りの列車だけは見ることができたのですが、戻りの列車がバンコクに到着したのは夜7時を回っていましたので、日中にその雄姿を拝むことはかないませんでした。今回は、職場への通勤路の踏切で、アユタヤ行きの列車を撮影することができました。

3年ぶりに機材を新調したこともあって、テストを兼ねての撮影です。昨今は国際線の手荷物制限が厳しくなってきていますので、なかなか重量級の一眼レフを持参するのも大変になってきたということもあり、小型のEVF付きミラーレス一眼に乗り換えてみたのですが、せいぜい時速50km~60km程度しか出さない蒸気機関車の撮影にはこれで十分な感じはします。オートフォーカスはともかくとして、EVFの遅延とかはほとんど気になりません。また、これまでに使っていたのが高感度に弱いパナソニックの1200万画素センサーを搭載したE-5でしたので、それとの比較では高感度での画質は間違いなく改善されています。また、さらに強化された手ぶれ補正とも相まって、夜間での手持ち撮影は相当にやりやすくなりました。

ちょっと気になった点としては、センサーのダイナミックレンジも大きく改善されており、白飛び黒潰れもパナソニックセンサーに比べて少なくなっているのは間違いなさそうなのですが、逆に、ポジフィルムのようなメリハリが薄れたような気もしています。E-M5以降のソニーセンサー機は、E-5に比べて写真の透明感がイマイチ、などと言われることもあるようですが、ダイナミックレンジが広くなったことが原因なのかもしれません。この辺は好みの問題かもしれませんし、そもそも後処理でどうにでもなるのかもしれませんが。

次回は12月5日の国王誕生日の運行になります。


今回の撮影場所はこちらになります。


タイの保存蒸気機関車
2013年10月


Preserved Steam Locomotive in Thailand
アユタヤに向かう列車です。大通りの踏切での撮影ですが、私のほかに数人のタイ人も撮影していました。踏切の詰め所の職員も出てきて撮影していました。踏切の遮断機の中で。おおらかでいいですね。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
お気づきかもしれませんが、私も踏切の遮断機の内側にいます。右側の線路は、東線に向かう分岐になっており、遮断機はその外側にあるのですが、皆さん本線と分岐線の間で撮影していました。もちろん鉄道職員も。
なお、奥に見えているのは、チットラッダー王室駅です。DL牽引の上り列車が停車していますね。
で、この列車をよく見ると……


なんと、対向列車の乗務員さんまで運転席から身を乗り出して、向かってくるSLを撮影しています。SLの機関士さんも手を振って応えています。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
前回と同じく、ホアランポーン駅手前の陸橋からの撮影ですが、例によってバンコク到着はだいぶ遅れ、周囲は真っ暗です。また、悪いことに、この直後にホアランポーン駅を出た列車がかぶってしまい、狙った位置での撮影はできませんでした。前回はE-P2で撮影したのですが、E-M1の高感度画質が大幅に改善されていることは間違いありません。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
国王誕生日と比べると、ホアランポーン駅のデコレーションは少なく、駅の照明もかなり抑えられていました。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
鉄オタのお巡りさんなのでしょうか、三脚を使って熱心に機関車を撮影していました。これまたおおらかで結構ですね。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
ホアランポーン駅で水を補給してから機関庫に帰ります。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
最初にこの機関車を見たときは、日本の機関車にカウキャッチャー(機関車正面下部の赤いバンパー)は似合わないと思ったものですが、見慣れるとこれはこれで悪くないですね。

2013年10月3日木曜日

中国 遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(2) 三家子駅近郊

前回から間が空きましたが、鉄法の紹介を続けます。
調兵山駅からは、多方面に路線が延びていますが、北に向かう大明線(北線)、東に向かう大青線(東線)、南へ向かう王千線(南線)の三本の路線が分岐するのが、三家子駅です。
鉄法は、蒸気機関車牽引の旅客列車が多いため、時刻表通りに列車がやってきます。これは撮影する側にとってはとても気が楽で、貨物列車主体の路線のように、いつやって来るかわからない列車を、氷点下20度の寒空の中、線路端でいつまでも待ち続ける、というようなことは必要ありません。
しかも、通勤時間には各方面に向かう列車がまとめて走りますので、非常に効率の良い撮影をすることができます。


今回の記事の撮影場所はこちらになります。



中国遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(2) 三家子駅近郊
2011年1月(一枚目、二枚目、四枚目)、2009年1月(三枚目)

Shangyou in Diaobingshan
朝日を受けて調兵山駅に向かう大明からの104列車

Shangyou in Diaobingshan
同じく、調兵山へ向かう大青からの308列車

Shangyou in Diaobingshan
夕刻に王千に向かう205列車


Shangyou in Diaobingshan
2011年1月の時点のものですが、調兵山駅の時刻表です。現在でも時刻は変わっているかもしれませんが、同じものがあるでしょうから、撮影するにしろ、乗るにしろ、調兵山駅でチェックした方がいいですね。


2013年9月2日月曜日

中国 遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(1) 王千駅 Steam locomotives at Diaobingshan, Tieling city, Liaoning province in China (1) Wangqian station

鉄法煤業集団公司鉄路といえば、「鉄法」「調兵山」などと呼ばれ、知る人ぞ知る世界の蒸気機関車マニアの聖地であります。「他が全滅してもここだけは残る」と言われていましたが、どうもこのところ雲行きが怪しくなってきたようで、ジワジワと蒸気機関車による運転本数が減ってきているようです。

他の目的地(鉄オタの、ですが)がウヤや陥落などの理由で訪問する意味がなくなり、旅行直前、または旅行中に目的地を変更せざるを得なくなった際の、最後の逃げ場でもあったわけですが、全く残念なことです。

私も三回しか訪問していませんが(うち一回は新婚旅行だったりします)、完全になくならないうちに、本腰を入れて撮影した方がいいかもしれません。

というわけで、本来ならば調兵山駅の紹介から始めるべきなんでしょうが、とりあえず最近蒸気機関車による運行がなくなったと言われている南線の王千駅周辺の夕景です。


今回の記事の撮影場所は、こちらになります。(Google Mapの地図と写真がずれていますので、航空写真の方に合わせてあります。)


Tiefa Coal Industry Group Corporation Railway is known as the last sanctuary of steam locomotive and it was said that this place would be the last line operating steam train in China. The steam trains, however, are getting decreasing and their territory are getting narrow among the four lines of Tiefa Coal Line recently.

Other destinations in China for steam locomotive freaks (Most of them are industrial railways) often stop operating steam trains temporally due to accidents at mine or technical problems. Tiefa was always an alternative of the tour to China since everyday they are operating passenger train pulled by steam locomotives adhering to their time schedule.

I have visited here only three times (One of the trip was my honeymoon!). Before they completely take off the steam locomotives, we should visit here and take pictures seriously.

So, here I introduce the pictures around Wangqian station where firstly the steam trains stop coming to regularly.


The pictures were taken here. (The map and Google Aerial Photo is not adjusted precisely. Please see the aerial photo.)


中国遼寧省鉄嶺市調兵山市の蒸気機関車(1) 王千駅
2009年1月

Steam locomotives at Diaobingshan, Tieling city, Liaoning province in China (1) Wangqian station
January 2009


PC312992-LRkemuri3000.jpg

PC313006-LRkemuri3000.jpg

PC313011-LRkemuri3000.jpg

Translated in English in May 2015.

2013年9月1日日曜日

中国 甘粛省白銀市の蒸気機関車(4) 朝焼けの旅客列車

引き続き白銀有色金属公司専用線の旅客列車です。町を抜けて、山へと入っていく朝の通勤列車です。白銀では2013年現在も、上游牽引による旅客列車が運行されているそうです。ぜひ再訪したいですね。

今回の記事の撮影場所は、こちらになります。



白銀有色金属公司の上游型蒸気機関車
2008年2月

Shangyou in Baiyin

Shangyou in Baiyin

タイの保存蒸気機関車(1)

タイでは戦後しばらく日本製の蒸気機関車が使われてきました。このブログでも紹介した通り、戦争中に日本軍によってタイに送られたC56がそのままタイ国鉄で使い続けられていましたが、そのほかに戦後賠償の一環で日本から送られた蒸気機関車が存在します。
タイではあまりはっきりと機関車を形式分類していないようですが、「パシフィック」「ミカド」などと車軸の配置による分類だけはしているようです。タイ国鉄では、C56、パシフィック、ミカドの三種類の機関車が2両ずつ動態保存されており、3月26日(鉄道の日)、8月12日(王妃誕生日)、10月23日(チュラロンコン大王記念日)、12月5日(国王誕生日)にバンコク(ホアランポーン駅)-アユタヤ間で運行されています。
年に4日しかありませんので、なかなか都合をつけるのが大変ですが、2012年の12月5日に運よくバンコクにいることができましたので、バンコクのホアランポーン駅に出かけてきました。

なお、2012年には、機関車が故障し、この時が初めての運行でした。また、この後にも故障してしまったらしく、2013年の3月の運行はキャンセルになったようですが、修理が順調に終わり、2013年の8月には運行できたそうです。

今回の記事の撮影場所は、こちらになります。


タイの保存蒸気機関車
2012年12月


Preserved Steam Locomotive in Thailand
パシフィック850号機です。まさに日本の蒸気機関車らしい顔つきをしています。D51に似ていますが、パシフィック型の車軸配置ですので、動輪は3個です。そういう意味ではC59の親戚のようなものなのでしょうか。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
川崎車両で1950年に製造されたことがわかります。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
12月5日は国王の誕生日ですので、駅には国王の写真が飾られています。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
このとおり、動輪は3個です。2C1のパシフィック型車軸配置になっています。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
方向転換しなくても良いように、2両の蒸気機関車がエンド側で連結されています。こちらはパシフィック824号機です。こちらは日本車輛製です。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
ホアランポーン駅への入線です。毎回到着が遅れるそうで、この時は2時間近く遅れていました。列車の到着に合わせて、駅周辺で花火が打ち上げられました。次回は花火と組み合わせた写真を撮れると良いのですが。

Preserved Steam Locomotive in Thailand
記念日だからだと思いますが、ホアランポーン駅にはお召列車も展示されていました。

C56 in Thailand
おまけですが、最近訪タイした際、バンコクのマッカサン駅に隣接した車両工場に、廃車になったC56が放置されているのを見つけました。いつからあるんでしょうね。